副作用はあるの?

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ヒアルロン酸の副作用について正しく理解した上で施術を受け、若々しさを手に入れましょう!

ヒアルロン酸注射は基本的に副作用がない

イラスト

ヒアルロン酸は、もともと人間の体内に存在する物質です。そのため、外部から注入したところで異物とみなされることはなく、副作用も基本的にありません

また、体内に注入されたヒアルロン酸は、時間が経てば体内に吸収されていきます。効果が永続的ではないというデメリットでもありますが、体内に異物として残り続ける心配もないのです。

とはいっても、副作用が出る可能性はゼロではない

しかし、ヒアルロン酸注射によって100%副作用が起こらないと断言することはできません。ごくまれではありますが、副作用が生じる可能性もあるのです。

以下で説明していきます。

よくある副作用は腫れやかゆみ、圧迫痛、内出血

上記であげた腫れやかゆみなどは2日程度で治癒し[※1]、副作用が出たとしても、他の美容施術と比較すると軽い症状のものが多いです。さまざまな美容治療の中でも、治療方法を間違わなければ身体へのリスクが極めて少ないのは確かです。

内出血

針を使った施術になるので、どうしても内出血は起こり得ます。内出血がどこにもできなかったという患者さんもいますが10人に1人の割合で内出血が多かれ少なかれできるようです。

内出血してしまったとしても、失敗だと悲しむ必要はありません。化粧で隠せる程度であれば、1~2週間程度もしないうちに目立たなくなります。[※2]

ヒアルロン酸注射についてネットで調べていると、化粧で隠せないほどの内出血の画像が沢山出てきますが、広範囲で目立つ内出血は医師の腕によるものと考えていいでしょう。注射をするだけの簡単な施術に見えますが、皮下の組織を把握しながら個々の施術をセンスをもって行うには、医師の知識だけでなく経験が必要になってきます。

むくみ・膨らみ

ヒアルロン酸のもともとの特性として、保水する効果があります[※3]。ヒアルロン酸注射をすると、注入したヒアルロン酸が体内の水分を保水し、むくみやふくらみに繋がることがあります。また、麻酔によるむくみも同時に起こることがあります。

ただ、これは2日程度で解消されていきます。気になる場合は溶解注射しかないですが、しばらく様子を見た方がいいでしょう。

アレルギーによる症状

ヒアルロン酸の注入剤の中には動物性のものと人工のものがあり、動物性の注入剤には不純物として動物性タンパク質が混ざっていることがあります。そのため、これらの動物性タンパク質にアレルギーを持っている人が注射を受けた場合、何らかの症状が出る可能性があるのです。

不衛生が原因で生じる感染症

ばい菌のイラスト

針や患部の消毒が不十分だったり、院内が不衛生だったりすると、注射をした箇所から細菌が入り込み、腫れやかゆみといった感染症を引き起こすことがあります。

医師の施術ミスで生じる症状

医師のイラスト

ヒアルロン酸注射によって起こるトラブルの大半がこの施術ミスです。注入するヒアルロン酸の種類選択を誤ったり、注入箇所や分量を間違えたために、でこぼこ・しこり・痛みなどの症状につながるのです。

でこぼこが治らない

ヒアルロン酸を均等に入れない事でおこるトラブルです。これも医師の知識と経験によりますが、皮下の浅い部分に注入した場合や皮膚が薄い箇所にヒアルロン酸を入れすぎることで起こります。[※4]

また、施術直後になじむまで多少凸凹していることがあるので、手でならしたり時間がたったりすると自然になることもあります。しかし1か月たっても凸凹がひどい場合は溶解注射でヒアルロン酸を溶かすしかありません。

しこりができてしまった

注入箇所にコロコロした違和感を感じる事がまれにあります。例えば、入れた製剤が硬めの場合などです。鼻や顎に注入するヒアルロン酸は粒子が大きめで硬くないと形状を維持できないので、敢えて硬い感触のヒアルロン酸を使うべきなのです。

ただ、時に本当にしこりができてしまうこともあります。しこりで硬くなってしまうと、ヒアルロン酸溶解注射を分解してもしこりの箇所だけはなくならないことも。取り除くとなると、切除するしかありません。

安い製剤でヒアルロン酸の質が悪かったり、皮下の浅いところに注入されたり、また一部に注入しすぎたりするとしこりになってしまうことがあります。[※2]

注入箇所が青っぽく見える

ヒアルロン酸注射した箇所が稀に青くみえることがあります。これを「チンダル現象」と呼ぶのですが、原因として皮膚の浅いところや薄いところにヒアルロン酸を注入した時に起こりやすいです。[※5]

化粧で隠れる程度のことが多いですが、解消するには分解するしかありません。

注射したあたりがしびれる…

麻酔針が神経に触れてしまうと、しびれが発生する可能性があります。その場合は、自然に回復するのを待つしかありません。早くて1ヶ月、長い時は3ヶ月ほど回復に時間がかかると言われています。

ヒアルロン酸注射には副作用が出やすい部位がある

ヒアルロン酸はさまざまな場所に注入できますが、副作用が出やすい部位があります。

それは目元。目元周辺はしわやくぼみの改善、クマの解消、涙袋の形成といった理由でヒアルロン酸注入をお考えの方が多いようです。しかし、目元のまわりは皮膚が薄いため、ヒアルロン酸注入による内出血が目立ちやすくなります。

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美容オタク・アケミの総評

アケミ
以上、私で副作用についてまとめました。リスクは少ないと言えど、内出血やむくみ、人によっては麻酔のアレルギーなどリスクはゼロではないみたい。最悪の場合、皮膚が腐ってしまう医療ミスもありえるというのは頭に入れといて!医師の説明不足だったり、そもそもの施術がお粗末だったり…。
クリニック選びは慎重に行うのが、安全に美しさを手に入れる秘訣でもあります。
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