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ヒアルロン酸溶解注射はどんなもの?

ヒアルロン酸注射で失敗してしまった部分を元の状態に戻すことができるヒアルロン酸溶解注射。このページでは、ヒアルロン酸溶解注射の種類について、それぞれの特徴や安全性を詳しく紹介しています。

まず、ヒアルロン酸溶解注射とは?

ヒアルロン酸溶解注射とは、ヒアルロン酸注射を行ったことが原因で肌が腫れてしまったり、希望の仕上がりにならなかったりした場合に、注入したヒアルロン酸を分解して修正する施術のひとつです。

ヒアルロン酸を分解するための薬剤を注入して除去することにより、ヒアルロン酸を注入する前の元の状態に戻すことができます。

効果はどれくらいで出るの?

ヒアルロン酸溶解注射をした直後は、ヒアルロン酸を分解する液が入っているため膨らんで見えてしまいますが、適応が早い人だとクリニックから帰宅するときまでには、注射を行った部分が柔らかくなったと感じる人もいます。

顔の中でもとくに効果が早く現れる場所は鼻や目元。それ以外の部分でも、数時間もすればはっきりと効果が出てきます。

目元にヒアルロン酸分解注射をする場合は、目元が膨らんで見えてしまう可能性があるため、念のためにメガネやサングラスを持参した方がいいでしょう。

ヒアルロン酸溶解注射の種類

ヒアルロニダーゼ

ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を溶かせる成分のひとつ。一般的にヒアルロニダーゼは不純物が多く入っており、アレルギー反応が出て赤く腫れてしまうことがあります。クリニックによっては、不純物を取り除いたヒアルロニダーゼ「HIRAX」を使用。

「HIRAX」以外のヒアルロニダーゼを大量に注入してしまうと異物も一緒に注入してしまい、アレルギー反応が出やすくなることも。

「HIRAX」は5回の精製工程を通して不純物をできるだけ減少させ、高純度のヒアルロニダーゼにすることでリスクを最小限に抑えられるのため、より安全にヒアルロン酸溶解注射を受けられます。

安全性

ヒアルロン酸溶解注射で使用されている成分「ヒアルロニダーゼ」を注入すると、体内にもともと存在しているヒアルロン酸も一緒に分解されてしまいます。

ひどく凹んでしまうのではないかと心配する人もいますが、体内はヒアルロン酸のみで形成されているわけではないので大きく凹んだり、悪化したりすることはありません。

本当に効果があるのかは不明ですが、美肌目的であえてヒアルロニダーゼを注入し、体内のヒアルロン酸を減らしてヒアルロン酸の生成を促すメソセラピーとして、ヒアルロニダーゼを注入する人もいるほどです。

エルダーゼ

エルダーゼは韓国製のヒアルロニダーゼです。羊の睾丸から抽出して精製された高純度のヒアルロニダーゼ。ヒアルロン酸の分解が早いため、すぐにヒアルロン酸を除去したい人におすすめの成分です。

しかし、アレルギー反応を引き起こす確率が高い傾向に。安全面は確保されている製剤なので、事前にアレルギーテストなどを行われることはありませんが、希望があればテストを実施してくれるクリニックもあります。

ヒレネックス

ヒレネックスは米国製のヒアルロニダーゼです。遺伝子組み換え型のヒトヒアルロニダーゼを精製して作られたヒレネックス。

ヒアルロン酸に対する分解速度は遅く、一度の注入では十分に分解されてないこともあります。ヒト由来の成分なので、アレルギー反応を引き起こす可能性が低いとされているのが特徴。より体に与えるリスクを少なく、ヒアルロン酸溶解注射をしたい人におすすめです。

ヒロラーゼ

ヒロラーゼ(ヨーロピアンヒアルロニダーゼ)は、ヒアルロン酸を分解してくれる酵素のひとつ。ヒロラーゼは、注射してから2日~3日で効果が現れてきます。

細胞と細胞の間のヒアルロン酸を加水分解することでヒアルロン酸を減らしますが、薬の効果が消えると分解されたヒアルロン酸は元に戻ります。もともとヒロラーゼは人間の体内に含まれている成分のため、副作用が出ることはほとんどありません。

ヒアルロン酸溶解注射のリスク

アレルギー

ヒアロニダーゼによってアレルギー反応が引き起こされることは少ないと言われていますが、万全の状態を期すためにヒアルロニダーゼを注入する患者全員にアレルギーテストを実施しているクリニックもあります。アレルギー反応が出るとむくみ症状が出てしまいますが、時間が経過すると消えていきます。

もし、アレルギー反応が出てしまった場合は、別の薬を注入することになります。ヒアルロニダーゼが原因でアレルギーが出た場合、再びヒアルロニダーゼを注入してしまうとさらに強い症状が現れる可能性があるので、再注入は避けましょう。

内出血や腫れ

ヒアルロン酸溶解注射をした後は、注入した部分だけ腫れたように見えてしまいます。だいたい数時間~半日程度で腫れの症状は治まることがほとんどです。まれに内出血を伴う場合がありますが、腫れは1~2日程度で治まり、内出血による色味の変化は約1週間程度で治まります。

コンシーラーなどでカバーできる場合がほとんどですが、サングラスやメガネを持参した方が安心でしょう。

溶解後、次のヒアルロン酸注射はすぐできない

ヒアルロン酸溶解注射を行うと、分解酵素が約2日間働き続けるので、再度ヒアルロン酸を注入する場合は、必ず2日間以上間隔を空けてから行うようにしてください。

目の下へのヒアルロン酸溶解注射については皮膚が非常に薄いため、分解後に皮膚が馴染むまではヒアルロン酸注射を行うことが難しくなります。そのため、最低でも2週間は空ける必要があります。

製剤によってヒアルロン酸溶解注射の回数が変わる

ヒアルロン酸溶解注射は、ヒアルロン酸が注入された量やヒアルロン酸の種類によって、注射回数が変わります。エセリスソフトやレスチレンタッチなどのヒアルロン酸注射の場合は、時間を置くと肌が自然な仕上がりになるため、ヒアルロン酸溶解注射をしなくても大丈夫な場合もあります。

1回から効果が期待できるヒアルロン酸製剤

レスチレン、ジュビダーム

アルロン酸を注入された量によって注入回数は異なりますが、レスチレンやジュビダームはヒアルロン酸溶解注射を行うことで分解されやすくなります。

2回から効果が期待できるヒアルロン酸製剤

ピュラジェン、マクロレーン

ヒアルロン酸の注入量によって注入回数は変動します。マクロレーンは豊胸などで多く使用されるヒアルロン酸。薄めた後に顔へ注入するクリニックもあります。

分解が期待できたないヒアルロン酸製剤

レディエッセ、アクアミド、アクアジェル

分解は不可能です。

ヒアルロン酸溶解注射の流れ

まずは診察でヒアルロン酸が注射された部分を確認し、クリーム麻酔や局所麻酔を実施。麻酔をすることにより、ほとんど痛みを感じなくなります。ヒアルロン酸溶解注射を行い、軽く圧迫止血をして軟膏を塗布。終わった後はメイクをして帰ることもできます。

アケミの総評

「ヒアルロン酸溶解注射」についてまとめました!ヒアルロン酸注射で失敗したら、すぐにでもやり直したいと思う方は多いはず。でも、焦って何も調べずにヒアルロン酸溶解注射を行うのはNG。安全性やアレルギー、腫れ、内出血などを加味したうえで施術してもらいましょう。

分解に期待がもてない製剤もあるので、医師と相談して進めることが大切です。

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